
〈ボッチャについてvol.3〉ボッチャのクラスについて
本日はボッチャクラス(BCクラスについて)お話しましょうか。
日本選手権やパラなどをご覧になったことのある方はBCという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、BCというのはボッチャクラスの略だと言われています。
BC = ボッチャクラス
ボッチャのクラスはBC1~BC4までの4クラスに分けられており、国内では独自にオープンクラスを設けています。
国際的みるとBC1~BC4以外の競技カテゴリーはないんですよね~。
日本では日本選手権がBCクラス対象、オープンチャンピオンシップがオープンクラス対象の試合となっています。
ではBC1~BC4クラスの分け方を見てみましょう。
日本ボッチャ協会HPを見てみるとボッチャとは?の部分にこのような表がありますね。
専門的なところは割愛しますが、脳原性疾患か非脳原性疾患が大きくは分け方の基準となっています。
ちなみに、クラスの数字が大きくなるごとに重度障がいなのでしょうかという質問をよくいただきますが、数字はクラスが導入された順番ですので関係ないんです!!
パラ種目のなかでも最重度障がいの方々が対象の競技ですが、
ボッチャの中でのクラス順はBC2=BC4、BC1、BC3というような流れでBC3に近づくほど重度になります。
BC3の選手は手足で投球することができないので、ランプオペレーター(アシスタント→名称が変更になりました)と共に競技をしていきます。
パラでは日本のBC3クラスペア戦で銀メダルを獲得しましたね。
パラリンピック競技ではクラス分けが必ずされていますので、再度チェックしてみよう!!
/photo 松川智一/